kimotoについて

旬の味わい、たっぷりと。
からだよろこぶ、おいしさを。
いろどり豊かなkimotoの料理は
畑づくり、田んぼづくり、
そして、お庭づくりから。

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創業は1973年
精肉店がルーツです

kimotoは、仙北平野の里山風景に囲まれて、家族3代で営む小さなお店です。
1973年、今は亡き祖父・木元章太郎が旧西木村で創業した「木元精肉店」が当店の歴史の始まり。のちに、母の恵子が経営に加わり「木元精肉惣菜店」へ。2000年には、現在の場所に移転して「お肉・お惣菜・お弁当kimoto」に。のちに、娘の千恵子が加わって、2010年に「ガーデンカフェ&デリカテッセンkimoto」にリニューアルしました。創業から半世紀ちかく、時代のニーズとともに変遷を重ねながら、地域の皆様に支えられて今日まで歩んできました。

家族みんなで
今、できることを

木元家では、一家4人が役割を持って店づくりに携わっています。寡黙で優しい父・昭吉は、お店のそばにある田んぼと畑で農作業を一手に担います。当店で使うお米と野菜のほとんどは、父が育てた採れたてのもの。また、手前味噌ではありますが、漬物づくりが得意な父自慢の「なすがっこ」は絶品なので、kimotoのお弁当にも入れています。

父をサポートするのは、陽気で働き者の祖母・キミヱ。「畑で作業する時間が一番楽しいんだ」と、にこにこ笑う“おばあちゃん”は、いつでも陽気で前向き。真夏の太陽、晩秋の肌寒さもなんのその、毎日朝早くから夕方まで、畑の中で草取りや野菜の収穫に精を出します。
お店の接客とローズガーデンの栽培・管理を担当するのは、母の恵子。話上手・聞き上手な母とのおしゃべりを楽しみにご来店するお客様もいらっしゃいます。昔からガーデニングが趣味だった母が、ローズガーデンを始めたのは2010年。それ以来毎日、早朝と閉店後に庭作業をする彼女は「ガーデンにいるだけで癒されて、ストレスすら忘れてしまう」と言いながら、300品種以上の植物を丹精込めて育てています。

これからもずっと
美しい地域とともに

そして、家族みんなでつくった旬の食材で調理を担当するのは私・千恵子です。当店の料理は、時に厳しい自然と真っすぐに向き合う畑づくり、田んぼづくりから始まります。安全、安心で新鮮な食材をご提供することが大前提――その背景には、目には見えにくい日々の継続が積み重ねられています。
長年お店を続けてきて、今も昔も変わらず一番に嬉しいのは、お客様の喜ぶ顔です。だからいつでも、彩り、味覚、食感や香りなど、「食」を五感で楽しめる演出と、素敵なサプライズをお届けできるように心がけています。

kimotoは、これまでも、これからも、たくさんの出会いに感謝しながら、人と人をつなぎ、地域とともに成長できる店でありたいと願っています。当店の周辺には、角館、田沢湖、乳頭温泉郷など、秋田の魅力がつまったスポットがいっぱいです。ご旅行やドライブの際には、ぜひ、お店にいらしてゆったりと寛いだ時間をお過ごしいただけると幸いです。家族一同、皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

kimoto代表
野菜ソムリエ/料理研究家
木元 千恵子