5月31日のコンサートの様子

結構早い段階で雨予報だったから、庭では演奏できないな・・・と思っていたところ演奏者のイシマちゃんから「NORICHIEでこけら落としはどうでしょう!!」とご提案。
私たちも、うすうす思っていたけど演奏者+観客のみなさんが入ったらギュウギュウになっちゃうかも、音がどう響くのかも未知・・・と怖気ついていたのだけど、あまりにも明るい声と「こけら落とし」のワードに「いいね!OK!すぐ準備するね!」とみっつ返事で即行動。
結果はとてもとてもよいコンサートになりました。
彼女たちは音楽のプロ集団だから、私たちの杞憂なんてどこ吹く風。さらっと「今日という日」に合わせた選曲と音の大きさと響きで、心にじわっと染みる音楽を奏でてくれました。
そういえば私たちはNORICHIEを作るとき「多目的ホールの役割もしたい」と考えていました。
もうすぐ運用して一年になるタイミングに、その目的を達成してないことに気づいて「あ!こけら落としって言葉ぴったり!」と胸が高鳴りました。
そうしたら、お客さんはガーデンに咲く花を楽しみにいらっしゃるのだから、ホールいっぱいに花を飾ろう!と今にも雨が降りそうな空の下、片っ端から今日一番よく咲いている花を摘んで、花瓶で足りずコップを使ってまで生けまくって笑、演奏者さんも観客の皆さんにも、ガーデンにいる雰囲気を少し味わっていただけたのでは、と思っています。
さて、今回出演してくださった
【北のクラフト楽団カルテット】
音楽とは楽譜を追いかけたり、静かに聞き入ったりするお行儀のよいことだけではなく、その場の空気感やお客さんのノリ、花の咲き具合や天気にさえも心を寄せて演奏者と共に、五感をフルに使って楽しむものだと彼らから学びました。
イシマちゃんたちと知り合ったのは10年ほど前のこと。
その頃から変わらずスナックちえこで音楽や人生を語って、笑って寝て忘れて、たくさんのアーチストや要人を紹介してもらって、アイディアや感情を共有して、そういうことを積み重ねてまた今年もコンサートを盛況に開催できたことをとても幸せに思っています。どうもありがとう!
来年もまたよろしくね!